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乗鞍天空マラソン2019 レポート
乗鞍天空マラソン2019
2019年6月23日(日)に開催された、「日本一高いところを走るフルマラソン」として有名な乗鞍天空マラソンの様子をご紹介します。
スタート地点が標高1,500m、最高地点が2,600m。なんと高低差が1,100mの過酷なフルマラソンです。
折り返し付近の巨大な雪壁
42.195kmの折り返し付近はこの大雪渓!乗鞍では6月でもこんな雪壁が残っているんです。
なぜか雨に見舞われることが多い乗鞍天空マラソン。今年は天候に恵まれ、晴れた空の下でスタートを迎えることができました。実は前日まで雨が降っていたのですが、参加者の皆様が雨雲を吹き飛ばしてくれたのでしょう!
エントリー済みで前日受付を選択された方は、マラソン大会前日17時までにこちらの乗鞍観光センターで受付を済ませます。大会当日は、再びスタート会場の乗鞍観光センターへ。
大会当日の旅行用荷物は2階で預かってもらえます。小さな荷物だけという方は乗鞍観光センターのゴール付近に荷物用マイクロバスが停まっています。ゼッケンNoを書いた袋に入れてそこに置いておくこともできますが、もちろん貴重品は不可です。
開会式で会場の熱気はピークに
開会式では地元出身のシンガーソングライターの高橋あず美さんが熱唱。会場の盛り上がりもピークに!
ゆるキャラの「さんぞくっく」と、がんばふんば隊隊長の「がんばふんば君」も一緒に踊っているのがとても可愛いです。気づいている方は少なかったかもしれませんが、がんばふんば君、ちゃんとゼッケンをつけてエントリーされてたんですね。
アルプホルンによる演奏
乗鞍高原といえば「アルプホルン」も有名ですよね。地元の子どもたちが、アルプホルンの演奏で盛り上げてくれます。こんなに大きな楽器を一生懸命演奏している姿に、参加者たちもほっこり。
いよいよスタート
開会式が終わるとそのまま流れるようにスタート地点でスタンバイ。写真の右側に、がんばふんば君がスタンバイしていますが、なんと彼もいっしょに走ってくれます。
スタートの合図が鳴り響き、ランナーたちが一斉に走り出します。皆さん、完走目指して頑張ってください!
意外と足が速かった「がんばふんば君」は、先にこちらの給水地点で待機。後続のランナーにハイタッチをしてエールを送り続けていました。スタッフや地元の方々も熱い応援を送り続けます。
日本一きついけど日本一ゆるいフルマラソンと言われているだけあって、コスプレして走るランナーもいます。
さんぞくっく君とバナナ姿のランナーがハイタッチ!他にもショッカーやメイドさん、今年の流行り「三太郎」などジャンルは様々。かなり凝った衣装もあって、スタート前には気軽に写真撮影に応じる姿も見られました。
会場のご紹介
スタート地点となるこちらの乗鞍観光センター駐車場には、シューズやサポーターなどスポーツ用品の他にも雑貨やグルメなどの出店が色々あります。乗鞍天空マラソンに参加した思い出の逸品や、美味しい地元グルメをぜひ堪能してみてください。
会場の出展ブースを回っていると、「最後の一つでーす!」という大きな声が。声の主をたどってみると、出展ブースのひとつ「カフェ・シヨン」のスタッフさんでした。こちらのお店は乗鞍BASEにあるカフェで、ここ乗鞍高原のオリジナル「のりくら山賊バーガー」や地元松本の「松本クラフトビール」などが楽しめます。
どうやらこちらののりくらチーズバーガーが最後の一つとのこと。
誰にも取られまいと即座に購入しました。ガブッと豪快に一口!ガッツリとしたお肉の味にチーズの濃厚な香り。チーズ好きにはたまらない一品です。
ゴール地点では温かいお出迎えが
戻ってきたランナーを温かく迎えてくれるボランティアスタッフ「がんばふんば隊」の皆さん。最後はたくさんのハイタッチを交わしながらのゴールです。ランナーの方曰く、この声援で最後まで頑張れるそうです。
完走者に手作りの白樺メダル
完走できたランナーには、完走証として白樺のメダルが授与されます。このメダルはここ乗鞍高原の間伐材を使った手作りメダル。大会スタッフが乗鞍天空マラソンのエントリー数に合わせて1つ1つ手作りした逸品です。今回のエントリーは約1500名、という事は1500個を手作り。頭が下がります。
ゴールで大会スタッフと一緒に子どもスタッフも白樺の完走メダルを渡すお手伝い。自分だったら感極まって泣いちゃうかもしれません。
表彰式
こちらは乗鞍天空マラソン閉会式での男子部門表彰式の様子です。第14回乗鞍天空マラソン、上位のタイムはこのようになりました。
【男子】
1位:2時間50分06秒
2位:2時間55分55秒
3位:2時間56分08秒
【女子】
1位:3時間31分46秒
2位:3時間41分46秒
3位:3時間45分43秒
男子部門はなんと3位までの方が3時間を切るタイム、女子部門も1位は3時間30分台とどちらも好記録でした。上位を目指している方は、このタイムを目標に頑張ってみてください。
今年の入賞者には安曇野産のコシヒカリが贈呈されました。入賞者にはインタビューの後に乗鞍高原をバックに写真撮影会もあってテレビで見るワンシーンのようでした。
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