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登山コース
I.雲上コース 畳平⇒剣ヶ峰⇒肩ノ小屋口バス停
このコースの見どころ
- 乗鞍岳山頂 剣ヶ峰
- 乗鞍岳は23の峰からなり最高峰の剣ヶ峰は3,026m。山頂から御嶽、槍・穂高連峰・白山が見られ、360度のパノラマは一見の価値。
- お花畑・火口湖
- 乗鞍バスターミナル裏側のお花畑は7月の雪融けから高山植物の可憐な姿が見られる。「鶴ヶ池」「権現池」などは有史以前に誕生。
- 大雪渓
- 夏に車道際で触れる大雪渓は乗鞍岳だけ。雪融けの水が山麓に湧き出すまで、50年かかるとか。宿で飲むコーヒーやお茶のおいしさはここにあり。
- ・標高2,700m以上のコースです。バスの移動では急激に標高が変化するため、高山病になる可能性があります。頭痛、めまいなどの症状がある場合はできるだけ早く下山してください。
- ・尾根沿いの道です。強風のときには無理に登山しないでください。また、雨や雷、霧が出てきた場合、途中で引き返すことも必要です。
- ・7月中に雪渓が残ります。初心者には不向きです。7月頃から雪が消え、コースを歩くことができます。
- ・剣ヶ峰~肩ノ小屋バス停のコースは、ガレ場(岩場)です。落石の起きやすい場所です。足元に注意しながら、小股で歩行してください。
Ⅱ.天空のパワースポットコース 肩ノ小屋口バス停⇒位ヶ原山荘前バス停
このコースの見どころ
- 宝徳霊神祭祀場
- 1つ目の登山道から車道に出る手前右側の岩場に3つの石像と石碑がある。宝徳霊神は、乗鞍岳を一般の人に開山した行者である。
- コウノリサマ祭祀場
- 2つ目の登山道を下り見晴らしのよいところに出る。突然に視界が広がり、槍・穂高連峰が見える。
- 雲海
- 天候によるが、午前10時ごろまで車道や位ヶ原山荘付近で幻想的な山波や雲海が見える。
Ⅲ.冷泉とこもれびコース 位ヶ原山荘前バス停⇒摩利支天バス停
このコースの見どころ
- 冷泉小屋
- 冷泉小屋の向かいから滝のように流れ出す冷泉。昔冷泉を沸かし入浴するすると病気が治るとされた。紅葉も美しく冷泉を祀る薬師如来も安置されている。
- 名もない滝
- 冷泉小屋下の車道から7月~10月に見られる滝。常時あるわけでなく雨が降らないと見られないかも…
- こもれびの路
- 木の葉の間から、ちらちらする木漏れ日を受けて、足元の野草を愛でながら、深呼吸。
Ⅳ.森林浴コース 摩利支天バス停⇒三本滝バス停
このコースの見どころ
- 摩利支天石仏群
- 右から「覚萬霊神」「観音像」「摩利支天」「宝徳霊神Ⅱ世」「新嶽霊神」「新嶽明神」「良覚霊神」の7つの石仏・石碑が集められている。
- 根上がり樹木
- 寿命を終えた倒木(親)の中から若木(子)が芽を出し、栄養を摂り、やがて倒木が朽ち果て根っこが地上に出る現象である。原生林の中での世代交代ドラマ。
- 三本滝
- 長野県の名勝、日本の滝百選の一つ。乗鞍を代表する滝。三筋の滝が集まり豪快な水しぶきを上げていて圧倒する。